12月3~6日にかけて九門明集落の江の川の護岸に密植する竹を伐採しました。
(この活動は三井物産㈱の支援を受けて行っています。)
長い間、間引きなどされていない現場は人が歩けないほど竹が茂っていました。1平米に約20本以上密植している箇所もあり、倒し方、運び方などを考慮しながらの作業となりました。
今回この作業に携わった人数は延べ28名で、町内外から参加され、広島大学や島根県立大学の学生さん4名も若さ溢れる仕事っぷりを見せてくれました。
できたチップは約3tで既に発酵が始まり、ストックヤードが熱帯びている状態です。
地権者も「日が差すようになってうれしい」と話していました。
作業終了時に記念撮影をしました。
さてこのチップはこれから、牛糞、鶏糞、豚糞などいくつかの素材を混合し、堆肥づくりを試みます。分析には広島市立大学の矢野先生に依頼し、どの成分がどの程度含まれた堆肥が肥料として良好な数値を残すか、検証していきます。
最後に、伐採前と伐採後を比較してみましょう。
少しだけ竹を残してあるのは、地権者の意向によるものです。竹を使う機会が少なくなったとはいえ、まだまだ生活の一部に竹は不可欠なようです。