2009年 日本国際賞受賞のデニス・メドウズ博士の記念講演に、行ってきました。
1970年には、人口・農業生産・天然資源・工業生産・汚染の分野で、世界的な予測をされていました。その、予測はとても衝撃的なものですが、現在その5つの分野の数値は、メドウズ博士の予測したものとほぼ近い数値でした。
将来的な数値は、人類がこのままの経済活動を続けた場合、数十年後には破滅的な状態になるという、予測でした。
自分が、想像していた以上に早いペースで、危機的な状況になるということに、衝撃も受けましたが、それよりもメドウズ博士の言葉で、「持続可能な社会は続かない」という言葉でした。
これは、技術や科学の進歩だけで、世界的な危機を逃れることはできないと、いう意味でした。
とかく、技術や科学の力に頼りがちな、人間に対しての警鐘だと、思いました。
メドウズ博士は、「持続可能な社会」を実現するには、人間一人一人の意識が変わることが、唯一世界の破滅を救う方法だと、言われたように感じました。
小さな農村の小さな活動から、人類の危機を救いたいと思いました。