田植えから20日


ぴゅあ菜米がすくすく成長しています。

昨年、山形県で開催された「あなたが選ぶ日本一おいしいお米コンテスト」で10傑に入った世戸重幸さんらがつくる小枝集落の田んぼです。

今年は天候が安定せず、気温も低めで苗が若干細そうにみえます。でも最近は気持ちいい晴天に恵まれているのでこの後は順調に生育してくれると思います。

農家の方が仰っていましたが、菜の花緑肥を使ったイネは天候の影響を受けにくいそうです。昨年は7月頃、長雨による生育の遅れがいろんなところで聞かれましたが、ぴゅあ菜米はそれほどでもなかったんです。自然界が作る肥料を使った栽培が大切ってことですね。

世戸さんの田んぼを見ると、あぜに沿って水路が作られています。これは寒曳山から注がれる水は冷たくイネの成長にあまりよくないため、この水路を通って外気に触れることで少しずつ暖まり、それが田んぼに広がっていく仕組みになっています。農家の方には当たり前のことですが、長年ここでコメ作りをされてきたからこそできるよりよいコメをつくる技だと思います。

もうすぐ梅雨入りです。清らかな水をしっかり吸って、夏の暑さに備えて欲しいです。